経営管理ビザ取得スケジュール

①会社設立(1ヵ月程度)

まず、経営管理ビザ申請をする前に会社設立を終えている必要があります。会社設立の為には主に下記事項を行う必要があります。

・定款作成⇒公証役場で定款認証

・資本金の振込                

・法務局で法人設立登記

②税務署へ各種届出を行う(2週間程度)

税務署へ各種届出を行います。なお税務署への届出の控えは、経営管理ビザ申請時に必要となりますので大切に保管しておきましょう。

・法人設立届

・給与支払事務所等の開設届             

・源泉徴収の納期の特例の承認に関する申請書
など

③営業許可などの許認可(1カ月程度)

許認可が必要な事業を行う場合は、警察署・保健所・都道府県などの行政機関に対して手続きを行い、許可を得ることが必要です。

許認可が必要な主なビジネスは下記の通りです。
飲食業、不動産業、製造業、ホテル・旅館、建設業、運送業などです。

業種によって、申請から許可が下りるまでの日数は変動します。
 

④経営管理ビザ申請(申請準備に1カ月程度)

実務上は、上記①②③と並行して申請準備を実施していく為、1ヵ月程の日数は要しないかもしれません。
但し、経営管理ビザの申請にあたっては、事業計画書や損益計画表等の書類作成が必要であり、思いのほかスムーズに進まず申請書類作成に相当の時間がかかる場合があります。

やはり事前の準備をしっかり行っておくことが必要です。

・在留資格認定証明書交付申請書作成

・事業計画書、損益計画表の作成

・申請理由書の作成               

・必要書類の収集

・入国管理局への申請

⑤入国管理局による審査期間(1~3ヵ月)

案件や時期によって、審査期間は異なりますがおおよそ1~3ヵ月程度の期間を要します。

 

経営管理ビザの取得にあたっては、会社設立の準備を始めてから許可が下りるまで4~6カ月の期間がかかります。